企画展+イベント
二つの世界の始まり ~松藤 孝一展~
2020年3月25日(水)〜7 月6日(月)
松藤さんは富山県にある「富山ガラス造形研究所」の准教授として後進の指導に当たりながら作家活動をされており、ウランガラスを使った作品制作をされています。今回ご縁があり、当美術館オリジナルウランガラス「妖精の森ガラス」を使った新作を展示発表していただくことになりました。
今回の展示では、ウランガラスの新作と共に、フィールドワークとして上齋原地域で採集した石などの自然物を使った展示も予定しています。自然物を展示に取り入れることで「上齋原地域とウラン(ガラス)の物語、そこから生まれる光と影、希望や畏怖」を表現したいという松藤さんの思いがそこにあります。
松藤さんの作品を通して物事を多角的にとらえることの大切さ、そしてガラス表現の多様性を感じていただければ幸いです。
- 会期
- 2020年3月25日(水)〜7 月6日(月)
- 休館日
- 毎週火曜日 ※5/5は開館いたします。
- 観覧料
- 大人・大学生/500円(団体400円)、高校生/400円(団体300円)、小学・中学生/300円(団体200円)、小学生未満/無料
- 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 2階 企画展示室
作家プロフィール
2020年春期企画展 出展作家
松藤 孝一Koichi Matsufuji
経歴
[プロフィール]
1973 長崎で生まれ、高校まで佐賀で育つ。
1995 愛知教育大学卒業後、財団法人ポーラ美術振興財団の在外研修助成により渡米。
2001 イリノイ州立大学美術学部修士課程を修了。
現在 富山と名古屋を拠点に活動。
[近年の主な展覧会]
2017 「空間造形2017 美の時空を拓く」(アートハウスおやべ:富山)
2018 個展(DiEGO:東京)
「LYRICAL TRANSFORMATIONS」(LEVANT ART:上海)
2019 「The Spirit of Toyama Glass」(ジャパン・クリエイティブ・センター:シンガポール)
個展(ギャラリーO2:石川)
「ビエンナーレTOYAMA」(富山県美術館TADギャラリー:富山)
「ガラスのある風景」(大一美術館:愛知)
個展(COCONOアートプレイスギャラリー:福井)
2020 「第23回岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館:神奈川)
[受賞歴]
1998 財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修助成(東京)
2000 ロックフォード美術館 ディラン・アラン・オルソン買上賞(アメリカ)
2006 財団法人野村国際文化財団 芸術文化助成(東京)
2007 エベルトフト・ガラス美術館 ホルメガード賞(デンマーク)
2017 公益財団法人静岡県文化財団 グランシップ賞(静岡)
2018 アートフェア富山 ユニゾーン賞(富山)