妖精の森ガラス美術館の秋期企画展は干支作品の展覧会「ガラスの干支12支展」を開催いたします。

毎年、秋から年末年始にかけて干支作品が注目されますが、今回の展覧会はそのガラスの干支作品の展示になります。

出展は県内外4人のガラス作家にお願いし、ひとりの作家の干支作品12支すべてを同じ会場で展示し、それぞれの違いを見比べて楽しんでいただこうと企画しました。

ガラスの干支作品は様々な作家が制作しており、デザインはもちろんのこと、制作技法や手順等も作家によって違いがあります。手づくりで制作した作品はひとつとして同じものはありません。それは作家自身の着眼点、こだわり等の「個性」が強く表れるからです。

この展示では作家4人の作品、作風の違いがどう見えてくるのかというところに着目し、親しみのある干支をテーマにそれぞれの表情やかたち、色使い等、作家の「個性」を楽しく見ていただければ幸いです。

また、今回の出展者より、小林亮二さんと白神典大さんに当美術館オリジナルウランガラス「妖精の森ガラス」で干支作品の収蔵作品制作をお願いしています。どんな作品が出来上がるのでしょうか？ご期待ください。