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ガラス体験開催中

本日開館2024.10.10(木)

企画展+イベント

Refrain ~加倉井秀昭 ガラス造形展~

2023年4月5日(水)〜 7月3日(月)

Refrain ~加倉井秀昭 ガラス造形展~
妖精の森ガラス美術館令和5年春期展覧会は長野県で工房を運営されているガラス作家加倉井秀昭さんの展覧会 を開催いたします。
加倉井さんは吹きガラスのひとつ「ケーンワーク」という技法を主に使って作品制作をされています。ケーンワークは色ガラス棒を組み合わせて様々な模様や装飾を表現することができる技法で、イタリア発祥の「レースガラス」と呼ばれる作品もケーンワークの種類のひとつです。
現代ガラス工芸においては各分野で伝統的な技法をアレンジし、独自の表現方法を確立するガラス作家がいる中で、加倉井さんはバーナーワーク技法の「スイッチバック」という模様の表現方法を吹きガラスで再現制作しています。加倉井さんは更にそこから着眼点を得た作品を「Refrain(ルフラン)」と名付けて独自の表現方法を模索しています。

吹きガラス技法は紀元前1世紀頃に東地中海で発明され 、基本的な作り方は古代ローマの時代から現代までほとんど変わっていません。古くから伝わる伝統的な物事を尊重し、学び、そこから平和的に新しい方法を見出して次へとチャレンジしていく姿勢は現代作家だけではなく、すべての人々に今まさに必要なことであると言えるかもしれません。
作家の挑戦と、そこから垣間見える少し先の未来に想いを馳せながらご高覧いただけると幸いです。
会期
2023年4月5日(水)〜 7月3日(月)
休館日
毎週火曜日
観覧料
大人・大学生/500円(団体400円)、高校生/400円(団体300円)、小学・中学生/300円(団体200円)、小学生未満/無料
開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所
2階 企画展示室

作家プロフィール

2023年春期企画展 出展作家

加倉井 秀昭Hideaki Kakurai

加倉井 秀昭

経歴

1998     東京ガラス工芸研究所 卒業
1998-2000 福井県 金津創作の森エズラグラススタジオ 勤務
2000~    ガラス制作請け負い業「ギャファー」として活動開始
2004-2006 倉敷芸術科学大学ガラスコース 教務補助
2006-2011 日本装飾美術学校ガラス工房 主任講師
2007~    女子美術大学 非常勤講師
2015     長野県富士見町にガラス工房「Scratch & Noise」設立

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