企画展+イベント
つかうかたち、みるかたち ~川辺雅規・かわなべかおり ガラス展~
2022年4月6日(水)〜 7月4日(月)
川辺さんご夫妻は島根県出雲市でガラス工房を運営されています。雅規さんは主に見て楽しむオブジェ作品、かおりさんは普段使いのうつわを中心に制作し、それぞれ精力的に活動されています。
今回の展覧会名「つかうかたち、みるかたち」は、お二人の制作スタイルの違いや、どこに着目して制作を重ねているのかなどがそのまま作品の「かたち」に現れていると感じたことから浮かんだ言葉です。
普段使いのうつわは、「使う」ということを前提とするため、制作するうつわの種類によって大きさや形状に制約が出てきます。その制約を踏まえたうえでどのように自分らしさ、作家としての個性を出すか試行錯誤しながら制作していきます。
オブジェ作品は見 てもらうことでどのようなメッセージを伝えることができるかというところを出発点に大きさやかたち、使う色等、様々な要素を熟慮しながら制作していきます。
どちらの作風も用途やジャンルは違っても、暮らしの中に心情的な豊かさをもたらしてくれます。お二人がつくり出す様々なガラスの「かたち」をお楽しみください。
※詳細は下記添付のチラシデータをご覧ください。
- 会期
- 2022年4月6日(水)〜 7月4日(月)
- 休館日
- 毎週火曜日 ※5/3は開館いたします。
- 観覧料
- 大人・大学生/500円(団体400円)、高校生/400円(団体300円)、小学・中学生/300円(団体200円)、小学生未満/無料
- 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 2階 企画展示室
作家プロフィール
2022年春期企画展 出展作家
川辺 雅規Masaki Kawanabe
経歴
1971 栃木県佐野市出身
1997 明星大学 日本文化学部生活芸術学科 卒業
金津創作の森ガラス工房エズラグラススタジオ 勤務(福井県)~2007
2007 Edols Elliott 工房スタッフ(オーストラリア)~2009
2010 富山ガラス造形研究所 助手(富山県)~2013
2013 富山ガラス工房 勤務(富山県)~2016
2016 島根県出雲市に「ガラス工房 Izumo」設立
現在 ガラス工房 Izumo 代表
毎年、日本各地で個展・グループ展を多数開催
[受賞歴]
2004 第2回現代ガラス展in 小野田 優秀賞
Glass Craft Triennale 2004 伊丹準大賞
2004伊丹国際クラフト展 白雪賞
あわら市誕生記念 酒の器展 審査員特別賞
2005 金沢ONE わん大賞2005 優秀賞
第2回川崎現代ガラス展 奨励賞
2006 第60 回栃木県総合芸術祭美術展 奨励賞
2008 第3回ガラス大賞展・富山2008 奨励賞
2009 第4回現代ガラス展in 山陽小野田 大賞
Ranamok Glass Prize, Finalist (Australia)
2010 越中アートフェスタ2010 優秀賞/北日本新聞社賞
2012 第5 回現代ガラス展in 山陽小野田 土屋審査員賞
第8 回富山市美術展2012 大賞
2014 2014伊丹国際クラフト展 白雪賞
EWAA (East-West Art Award) 2014, finalist (England)
2015 アートフェア富山2015 ガラス部門特別賞
2016 島根県総合美術展 知事賞
2018 島根県総合美術展 銀賞
2019 日本伝統工芸中国支部展 NHK 広島放送局長賞
伝統工芸諸工芸展 三越伊勢丹賞
2020 第67 回日本伝統工芸展 入選
2022年春期企画展 出展作家
かわなべ かおりKaori Kawanabe
経歴
1977 島根県出雲市(旧 平田市)出身
1998 比治山短期大学 美術科彫刻コース 卒業
2000 東京ガラス工芸研究所 卒業
2001 エズラグラススタジオ ブロー硝子塾 卒業(福井県)
エズラグラススタジオで講座、体験スタッフとして勤務 ~2008
2010 制作拠点を富山県に移して活動 ~2016
2016 島根県出雲市に「ガラス工房 Izumo」設立
毎年、日本各地で個展・グループ展を多数開催
[受賞歴]
2000 東京ガラス工芸研究所 T.G.A.I 賞
2001 2001 伊丹国際クラフト展 入選
2002 島根県総合美術展 工芸連盟賞(2003、2004、2015、2016も同賞受賞)
2004 金沢one わん大賞展 入選
南風の生活文化展2004 入選
2008 島根県総合美術展 銀賞
2010 金津創作の森酒器展 入選
2019 第1 回北近江サケグラス公募展 冨田酒造賞
日本伝統工芸中国支部展 入選
島根県総合美術展 知事賞