企画展+イベント
「ゆらぎ」のリズム ~大村俊二ガラス造形展~
2025年5月14日(水)〜 9月8日(月)

大村さんは吹きガラス技法をメインに作品制作をされています。作品は様々な公募展等で高い評価を受けており、全国各地の美術館や施設に収蔵されています。また、現在は武蔵野美術大学ガラスコースの教授としても教鞭をとられており、後進の指導、育成にも熱意を注がれています。
大村さんはガラスの塊を作品に多く取り入れる作家です。ガラスの塊はそれ自体がエネルギーを発するかのようなインパクトがあります。大村さんが塊を作品に取り入れることでそのエネルギーは光や反射する映り込みといった「ゆらぎ」に変わり、それが鑑賞する人々に新たなエネルギーとして伝わっていくのではないかと作品を見て感じました。皆様も作品の「ゆらぎ」 から生まれるエネルギーとメッセージを感じ取っていただければ幸いです。
今展では当美術館オリジナルウランガラス「妖精の森ガラス」を使って制作した新作収蔵作品も会期初日に展示発表いたします。こちらも併せてご高覧ください。
- 会期
- 2025年5月14日(水)〜 9月8日(月)
- 休館日
- 毎週火曜日
- 観覧料
- 一般/500円(団体400円)、高校生/400円(団体300円)、小学・中学生/300円(団体200円)、小学生未満/無料
- 開館時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 2階 企画展示室
作家プロフィール
2025年春夏期企画展 出展作家
大村 俊二Shunji omura

経歴
1985 東京ガラス工芸研究所研究科 修了
1988~92 新島ガラスアートセンター スタッフ
1994 大村ガラス工房 設立 (千葉県)
1995 Montmartre des Arts (パリ)
オルレアン市立近代美術大学 I.A.V (フランス・オルレアン)
1996 「大村俊二ガラス彫刻展」光と緑の美術館 (神奈川県・相模原)
1997 「驚展」 ギャラリー プレンヌ・ビュ (銀座)
1998 「第2回現代ガラスの美展」in 薩摩 大賞受賞 (鹿児島県)
1999 「日本のガラス2000年 弥生から現代まで」サントリー美術館(東京)
2000 International Glass Symposium2000 Crystalex Nobybor (チェコ)
2003 「Out Spoken Glass -遠慮のないガラス-展」北海道市立美術館 (札幌)
「第8回国際コンテンポラリーアートフェスティバル」NICAF (有楽町)
「工芸の現在—アメリカ・ヨーロッパ・アジアの21人」特別招待展
(世界工芸コンペティション・金沢)
2004/05 S.G.F工房で大理石彫刻を制作 (イタリア・カッラーラ)
2007 ハワイクラフツメン主催ワークショップ講師 ハワイ州立大学
南ソウル大学主催ワークショップ講師 (ソウル)
2008 「第3回現代ガラス大賞・富山2008展」富山市民プラザ (富山)
2010 「国際ガラス展 金沢2010」香林坊大和8階ホール (石川県・金沢)
2012~ 武蔵野美術大学ガラスコース 教授
2013 アートフェア東京2013 EXHIBITION SPACE APJ東京国際フォーラム
2014 四人のかたちー素材と共に語るー
吾妻勝彦・阿比留生吾・神代良明・大村俊二
セッションハウス(東京・神楽坂)
iGlass2014Japanease Contemporary Glass Exhibition LEVANT ART(上海)
2015 ART BEIJING LEVANT ART キュレーション
2016 「Feeling in Glass」 富山ガラス美術館 (富山)
2017 COLLECT EXHIBITION SPACE APJ, Saatchi Gallery(ロンドン)
第3回金沢・世界工芸トリエンナーレ 中川衛 審査員特別賞受賞
2022 国際ガラス展・金沢2022 入選 (金沢)